| 当院ではレーシックというエキシマレーザーによる近視の矯正手術を行なっています。 |
当院のレーシック
当院では平成13年よりレーシックを行っております。
モリア社(仏国)のM2というケラトームを使用しています。これは角膜に160ミクロンとか140ミクロンのフラップを作るカンナのような器械です。M2は我が国でも広く使われ安定した成績を収めています。最近、120ミクロンのさらに薄いフラップを作ることができるようになりました。これにより角膜が薄かったり近視が強い方にも対応しやすくなっています。
ボシュロム社(米国)のテクノラス217Z100です。当初導入時から2回のバージョンアップを行っておりZyoptix100というシステムになっています。
- コンベンショナル、ウェーブフロント、ティッシュセービングの3種類の照射プログラムが選べます。
- 3つのプログラムともコンピュータが眼球の上下左右の動きを追尾しますので術中に眼球が多少動いても心配ありません。
- コンベンショナルはテクノラスの初期からあるプログラムで15年の実績があり、角膜の切除深度がやや深くなりますが安定した成績が得られています。2mmのスポットを1秒間に50発、照射します。角膜が厚い方や近視が軽い方に適しています。
- ウェーブフロントは球面収差やコマ収差などの通常の乱視と異なる乱視を測定し矯正するものです。2000年から始まったものです。通常(コンベンショナル)のレーシックをすると球面収差が増えてしまいますがこのプログラムでは収差の増加を小さくできます。また、全例に適応されませんが眼球の回旋を検知し補正するプログラムがZyoptix100から追加されました。2mmと1mmのスポットを1秒間に100発のスピードで照射します。治療用カードを使用しライセンス料が発生するためコストが若干高くなります。
- ティッシュセービングは2003年に発表されたプログラムで同じ近視を治療するにもできるだけ角膜を切除しないようにする目的で開発されたものです。これも2mmと1mmのスポットを1秒間に100発のスピードで照射します。治療用カードを使用しライセンス料が発生するためコストが若干高くなります。
|
レーシック以外の術式
- PRK
レーシック以外に当院ではPRKを行っています。PRKはレーシックよりも歴史がありますが、術後の疼痛が強く、視力の回復に日数がかかり、近視が強いと角膜の軽い混濁が残ることがあり、近年あまり行われなくなってきました。しかしレーシックと違いフラップを作らないのでフラップ作成時の合併症がないことと角膜が薄くてレーシックができない場合でも適応となる場合があります。
- LASEK
アルコールを使って角膜上皮を剥しエキシマレーザーを照射後に角膜上皮を伸ばして元に戻すものです。当初、PRKよりも痛くなく早く視力が回復すると言われていましたが、片眼PRK、他眼をLASEKで行った研究(米国、日本、韓国)ではどれもLASEKのほうが痛みも強く、視力の回復に日数がかかっています。LASEKはPRKのような角膜の混濁も起こさないといわれていましたがこれも現在では否定的です。
- エピレーシック
エピレーシックではアルコールを使わずレーシックで使うケラトームのような器械で角膜上皮を剥がします。これもPRKよりも痛みが出たり視力の回復に日数がかかるという問題点が指摘されています。厚さ50ミクロンの上皮をきれいに剥がすのが難しく深く切れて角膜混濁が残った報告が最近いくつか出てきています。
術式の改良などで今後これらの欠点も改善されていくかもしれませんが、現時点ではレーシックほど安定し、評価も定まったものではありません。従って当院ではしばらく導入を見合わせております。
- 眼内コンタクトレンズ
角膜を切除したりせず眼のなかの茶目(虹彩)の前や後にレンズをいれる方法です。ヨーロッパでは広く行われており強度近視の方にはよい方法といわれています。我が国でも治験が始まっています。
|
|
|
〒158-0082
東京都世田谷区等々力3-10-12
TEL 03-3701-2025
|
|